かれこれ8年9年ITの世界にいて、半分以上はSESの世界で働いていました。
ITの最初の会社ではSESだけでなく、受託開発もやっていたので、自社開発、受託開発、SESわりとまんべんなくやってきているのですが、昨今のSES批判はわりと悲しくなる面があります。(今現在自社開発企業にいて言うのもなんですが)
よく聞くのは、エンジニアとして努力不足だからSES企業にしか入れないという批判です。
本当にそうなんでしょうか?
また、駆け出しエンジニアと言われる人はこぞって自社開発企業に目指すべきなんでしょうか?
(意識高い人たちはそうなのかな。。)
ここでは、SESについてエンジニアというか僕からみた特徴を個人的にまとめておきます。
異業種転職組である僕が、まずSESにした理由はこの1つ目の現場の変えやすさでした。
外からの情報収集だけでは自分に何があってるのかわからず、入った現場が自分の力不足なのか現場がブラックなのかわからないとおもいました。
現場の変えやすさは、いかに営業が優秀か、自分を気にかけてくれる営業と仲良くできるかが鍵です。
現場の変えやすさは案件ガチャのリスクヘッジになりますし、責任の重い業務に携わる機会もありますが、この安心感により全力で業務に集中することもできたことがありました。
世の中には、金を優先する営業も割と多いです。
ここで勘違いしてはいけないのは、全ての営業が金優先で動いているわけではないということです。
エンジニアもいろいろいれば営業もいろいろです。
僕のSES企業の選定は一つで、開発現場(テスター含む)以外の案件(テレアポなど)を持ってない会社でした。それではあれば、最低限テスターだとしても現場を知れるからです。
また給料は比較的安めと書きましたが、これは会社もリスクヘッジする必要があるので仕方ないです。
よく「会社が中抜きしてる」という人がいますが、現場に入れない時も給料だしたり、開発外の仕事をされる方の給料も必要なので当たり前です。
ただ、これがSESの悪いところでもあって、開発以外のことを学びにくいので、本当にこう思ってる人もいて過去に何人も会いました。
だから、現場にいくらで入場してるのか教えてくれない会社もわりとあります。
最後に前職のSESを離れた理由ですが、管理職になったのが大きな転機です。
前職の管理職の方々は管理業務もしながら現場で開発もしつつでかなり忙しそうでした。
人事などバックオフィスの仕事をするにあたって、会社に骨を埋めるぐらいの気概が必要に感じたのですが、その部分と給料が見合わない気がしました。
バックオフィスの仕事も嫌いじゃなかったですし、人間関係も良好ではありましたが、人を採用する際に「会社のロードマップ」や「今期の成長戦略」なんていうものは小さなSES会社であるところは少ないと思います。
ただ、人の採用や管理する側にたった際、会社としての方向性はすごく大事です。
その方向性が見えない中で、自社にマッチしている人材の採用は難しかったですし、骨を埋めるだけの気概を保てないと感じてしまいました。